今回は【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均を紹介します。陸上している子も陸上していない子も合わせた、全員の平均です。データは文部科学省の平成28年度『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。
早い・遅いの目安、男子・他学年・過去データとの比較などくわしく紹介します。
目次
【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均 速い・遅いの目安
まずは20mシャトルラン高校3年生女子の平均の速い・遅いの目安です。
850人のデータで、平均は53.09（回）です。
| とても速い（上位2.5%） | 99回以上 |
| 早い（上位15％） | 76回以上 |
| ふつう（70％） | 75～31回 |
| まあ遅い（下位15％） | 30回以下 |
| 遅い（下位2.5％） | 7回以下 |
シャトルランは他の競技に比べて、差がつきやすいのが特徴かもしれないですね。
【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均 女子との差
次は20mシャトルラン高校生の男女差を見ていきます。
| 高1男女差 | 35.13（回） |
| 高2 | 39.03 |
| 高3 | 41.53 |
女子の方が41.53（回）少ないです。
【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均 他学年との差
高校校の各学年女子、20mシャトルランの平均の表です。
| 高校1年生 女子 | 50.80（回） |
| 2年生 | 52.66 |
| 3年生 | 53.09 |
高校3年生女子と他学年女子の差の表です。
| 1年生との差 | 2.3（回） |
| 2年生との差 | 0.4 |
女子は高校生になると、ほとんど大きな変化はありません。ちなみに2016年度のデータでは「女子の全年齢で一番平均回数が多い」のは中3です。
【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均 運動部に入っているかどうか
高校3年生女子の20mシャトルラン平均を運動部またはスポーツクラブに所属しているかどうかで見てみます。
| 所属している | 67.68（回） |
| 所属していない | 43.12 |
| 差 | 24.56 |
運動部に入っている子の方が24.56（回）多いです。男女差よりは小さい差ですが、無視できる差でもないですね。
運動習慣は20mシャトルランの記録に良い影響を及ぼすようです。
【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均 過去10年間
最後に20mシャトルラン高校3年生女子の平均を過去10年間分まとめた表です。新しい順に並べています。
| 平成28年度（2016年度） | 53.1（回） |
| 平成27年度 | 50.3 |
| 平成26年度 | 52.8 |
| 平成25年度 | 50.3 |
| 平成24年度 | 51.8 |
| 平成23年度 | 51.5 |
| 平成22年度 | 52.4 |
| 平成21年度 | 52.1 |
| 平成20年度 | 50.0 |
| 平成19年度 | 50.8 |
ブレはありますが、流れとしては近年の方が平均回数が多いように見えます。偶然かもしれませんが、最新のデータが一番回数が多いです。
補足：【20mシャトルラン】速い・遅いの目安の算出方法
ここは気になる方だけ読んで下さい。スルーしても全然オッケーです。
速い・遅いの目安の算出方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5％（平均 － 標準偏差 × 2）
■上位15％（平均 － 標準偏差）
■下位15％（平均 ＋ 標準偏差）
■下位2.5％（平均 ＋ 標準偏差 × 2）
として計算しました。あくまでデータ上の数値なので、参考程度に見てくださいね。
以上、【20mシャトルラン】高校3年生女子の平均でした。
では。