今回は【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録を紹介します。陸上している人も陸上していない人も合わせた、全員の平均記録です。データは文部科学省の平成28年度『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。
飛んだ・飛んでない(飛距離)の目安、男子・他学年・過去データとの比較などくわしく見ていきます。
目次
【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録 飛んだ・飛んでないの目安
立ち幅跳び高校1年生女子の平均記録の飛んだ・飛んでないの目安です。
1422人のデータで、平均記録は172.30(cm)です。
すごく飛んだ(上位2.5%) | 218cm以上 |
飛んだ(上位15%) | 195cm以下 |
ふつう(70%) | 194cm~151cm |
そんなに飛んでない(下位15%) | 150cm以下 |
飛んでない(下位2.5%) | 127cm以下 |
あくまでデータ上の数字ですので、参考程度に見てもらえればと思います。くわしい算出方法はこの記事の最後に載せておくので、気になる方は見てみてくださいね。
【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録 他学年女子との差
立ち幅跳びの平均記録、高校の各学年女子の一覧です。
高1 女子 | 172.30(cm) |
高2 | 172.91 |
高3 | 174.31 |
つづいて、高校1年生女子と他学年女子との差です。
高2との差 | -0.6(cm) |
高3との差 | -2.0 |
ここを見ると高校生になっても平均記録が伸びているように見えます。しかし実際は、女子全年齢でのピークは(わずかな差で)中3。高3までは大きな変化はなく、その後は年齢とともに平均が落ちていきます。
【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録 同学年男子との差
立ち幅跳び高校1年生女子の平均記録、同学年男子との差を見てみます。
高1男子 | 220.63(cm) |
高1女子 | 172.30 |
差 | 48.33 |
男子の方が約48(cm)飛んでいます。とても大きな差です。
【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録 運動部に入っているかどうか
高校1年生女子の立ち幅跳び平均記録を「運動部(またはスポーツクラブ)に所属しているかどうか」で見ます。
所属している | 180.0(cm) |
所属していない | 164.8 |
差 | 15.2 |
運動部に入っている子の方が約15(cm)飛んでいます。男女差と比べると小さく見えてしまいますが、これもけっこう大きな差だと思います。
【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録 過去10年間
立ち幅跳び高校1年生女子の平均記録を過去10年間分まとめた表です。
平成28年度(2016年度) | 172.30(cm) |
平成27年度 | 169.55 |
平成26年度 | 170.65 |
平成25年度 | 168.73 |
平成24年度 | 168.33 |
平成23年度 | 167.98 |
平成22年度 | 170.30 |
平成21年度 | 168.07 |
平成20年度 | 168.27 |
平成19年度 | 166.43 |
はっきりと断言することはできないですが、近年の方が記録が伸びているように見えます。
現在(2018年9月)最新のデータは平成28年度(2016年度)のものです。2017年、2018年と新しいデータが文部科学省から発表されれば随時更新していきます。
補足:【立ち幅跳び】飛んだ・飛んでないの目安の算出方法
ここは気になる方だけ読んで下さい。
飛んだ・飛んでないの目安の算出方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均記録 + 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均記録 + 標準偏差)
■下位15%(平均記録 - 標準偏差)
■下位2.5%(平均記録 - 標準偏差 × 2)
として計算しました。あくまでデータ上の数値なので、参考程度に見てくださいね。
以上、【立ち幅跳び】高校1年生女子の平均記録でした。
では。