【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数

今回は【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数についてまとめました。陸上している子も陸上していない子も含めた『全員の平均タイム』です。

データは文部科学省の『体力・運動能力調査』を使いました。計測・計算方法は記事の最後に書いています。

過去5年のデータ、女子・他学年との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、くわしく紹介していきますね。

【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数　過去5年間

反復横跳び高校2年生男子、平均回数の表です。5年間分を新しい順で並べました。

反復横跳びの単位は『回』ではなく『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。

2018年のデータはまだ発表されていませんが、5年分見ると56～57（点）くらいが例年の平均回数だと思っていいでしょう。

【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数　速い・遅いの目安

反復横跳び高校2年生男子の平均回数、次は「速い・遅いの目安表」です。文部科学省データから計算して表にしました。

1408人のデータで、平均回数は57.29（点）です。

あくまで理論値です。参考程度にみて下さいね。

まあ遅い（下位15％）の50（点）でも、同学年の高2女子の平均値よりは高い点数です。

【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数　女子との差

つづいて反復横跳び高校2年生男子の平均回数、女子との差を表にしました。これも平成27年度のデータです。

男子の方が9.88（点）多いです。10（点）近い差ですね。これはかなり大きな差だと言っていいと思います。

小学生低学年ではほぼ無かった男女差。中学生になると目立ち始め、高2で10（点）近くの差がつきました。

【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数　他学年との差

次は高校1年～3年生男子の反復横跳びの平均回数です。平成27年度のデータです。

他学年と2年生との差の表です。

年齢とともに数字は伸びています。ただ中学生男子に比べると伸び方は緩やかです。男性の全年齢で高校3年時の平均回数が最も高い点数です。

【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数　運動部に入っているかどうか

最後に高校2年生男子の反復横跳び平均タイムを、運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうかで見てみます。

平成27年度のデータです。

運動部に入っている子の方の方が5.54（点）多いです。運動習慣があると「筋力の増加」や「体の動かし方がわかっている」など反復横跳びの点数も伸びやすいようです。ちなみに所属しているかは「すべての運動部」です。「陸上部」ではないので気を付けてくださいね。

補足1：反復横跳びの計測方法

以下は補足になります。

文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。

１ 準 備
床の上に，図のように中央ラインをひき，その両側100cmのところに２本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。

２ 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ，「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か ， ， または
踏むまでサイドステップし（ジャンプしてはいけな い ），次に中央ラインにもど
り，さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。

３ 記 録
（１）上記の運動を20秒間繰り返し，それぞれのラインを通過するごとに１点を与え
る（右，中央，左，中央で４点にな る 。）
（２）テストを２回実施してよい方の記録をとる。

もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のﾍﾟｰｼﾞを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領

補足2：【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法

速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。

文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。

■上位2.5％（平均回数　－　標準偏差　×　2）
■上位15％（平均回数　－　標準偏差）
■下位15％（平均回数　＋　標準偏差）
■下位2.5％（平均回数　＋　標準偏差　×　2）

として計算しました。

以上、【反復横跳び】高校2年生男子の平均回数でした。

では。