【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数について書いていきます。陸上している子も陸上していない子も含めた『全員』の平均タイムです。
データは文部科学省の『体力・運動能力調査』を使いました。計測・計算方法は記事の最後の方に。
過去5年のデータ、遅い・速いの目安、男子・他学年との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、くわしく紹介していきますね。
目次
【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数 過去5年間
反復横跳び中学1年生女子、平均回数の表です。5年間分を新しい順で並べました。
平成27年度 | 45.71(点) |
26年度 | 45.46 |
25年度 | 44.88 |
24年度 | 44.45 |
23年度 | 45.10 |
反復横跳びの単位は『回』じゃなくて『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。
5年間を見ると約45(点)が平均回数だと思ってよさそうです。偶然の可能性も高そうですけど、最近の方がちょっと回数が多いみたいです。
【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数 速い・遅いの目安
反復横跳び中学1年生女子の平均回数、「速い・遅いの目安表」です。平成27年度のデータです。
1387人のデータで、平均は45.71(点)です。
めっちゃ速い(上位2.5%) | 56点以上 |
速い(上位15%) | 51点以上 |
ふつう(70%) | 50~41点 |
まあ遅い(下位15%) | 40点以下 |
遅い(下位2.5%) | 35点以下 |
計算して出した値ですので、参考程度にどうぞ。
【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数 男子との差
つづいて反復横跳び中学1年生女子の平均回数、同学年男子との差です。平成27年度のデータです。
男子平均 | 49.80(点) |
女子平均 | 45.71 |
差 | 4.09 |
女子の方が4.09(点)少ないです。
小学生のころに比べると男女差が大きくなっています。同じ運動をする際は気を付けた方がいいかもしれないですね。
【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数 他学年との差
次は中学1年~3年生女子の反復横跳びの平均回数です。平成27年度のデータです。
中学1年生 女子 | 45.71(点) |
2年生 | 47.38 |
3年生 | 48.82 |
他学年と1年生との差の表です。
2年生との差 | 1.67(点) |
3年生との差 | 3.11 |
中学3年生女子の差は3.11(点)で、同学年男子との差は4.09(点)です。
反復横跳びの数値だけですが、中3女子よりも中1男子の方が平均値が高いです。ちょっと驚きです。
【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数 運動部に入っているかどうか
最後です。
中学1年生女子の反復横跳び平均タイムを、運動部(またはスポーツクラブ)に所属しているかどうかで見てみます。
平成27年度のデータです。
所属している | 46.72(点) |
所属していない | 43.65 |
差 | 3.08 |
運動部に入っている子の方の方が3.08(点)多いです。やっぱり運動部に入っている人の方が平均値は高いですね。
ちなみに「すべての運動部」です。「陸上部」だけではないので気を付けてください。
補足1:反復横跳びの計測方法
以下は補足になります。
文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。
1 準 備
床の上に,図のように中央ラインをひき,その両側100cmのところに2本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。2 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ,「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か , , または
踏むまでサイドステップし(ジャンプしてはいけな い ),次に中央ラインにもど
り,さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。3 記 録
(1)上記の運動を20秒間繰り返し,それぞれのラインを通過するごとに1点を与え
る(右,中央,左,中央で4点にな る 。)
(2)テストを2回実施してよい方の記録をとる。
もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のページを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領
補足2:【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法
速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均回数 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均回数 - 標準偏差)
■下位15%(平均回数 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均回数 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。
以上、【反復横跳び】中学1年生女子の平均回数でした。
では!