【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数について書きます。陸上している子も陸上していない子も含めた『全員』の平均タイムです。

データは文部科学省の『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。計算方法は記事の最後の方に。

過去5年のデータ、遅い・速いの目安、男子・他学年との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、くわしく紹介していきますね。

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数　過去5年間

反復横跳び中学3年生女子、平均回数の表です。5年間分を新しい順で並べました。

反復横跳びの単位は『回』じゃなくて『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。

偶然の確率が高そうですが、平成27年度だけ数字が高いです。48（点）くらいが平均値だと思います。

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数　速い・遅いの目安

反復横跳び中学3年生女子の平均回数、「速い・遅いの目安」です。平成27年度のデータです。

1379人のデータで、平均は48.82（点）です。

文部科学省のデータからです。参考程度にどうぞ。

上位2.5%で40人に1人です。かなり速いことがわかりますね。

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数　男子との差

反復横跳び中学3年生女子の平均回数、同学年男子との差です。こちらも平成27年度のデータから。

女子の方が7.19（点）少ないです。

小学生のころに比べると男女差が大きくなっています。高校生になるとさらに差が大きくなり、10（点）以上の差がつく年齢もあります。

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数　他学年との差

次は中学1年～3年生女子の反復横跳びの平均回数です。平成27年度のデータです。

他学年と3年生との差の表です。

平成27年のデータでは中3が女子全年齢の中でトップです。

しかし偶然の可能性も高く、中2～19才くらいまでは横ばいの印象です。

【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数　運動部に入っているかどうか

最後に中学3年生女子の反復横跳び平均タイム、運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうかで見てみます。

平成27年度のデータです。

運動部に入っている子の方の方が4.21（点）多いです。やっぱり運動部に入っている人の方が平均値は高いですね。「すべての運動部」で「陸上部」だけではないので気を付けてください。

男子との差よりは小さく、他学年女子との差よりは大きい数字です。

もちろん運動部に所属していなくても点数の良い人はいるとは思います。ただ平均値では運動習慣がある人の方が高いという結果になりました。

補足1：反復横跳びの計測方法

以下は補足になります。

文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。

１ 準 備
床の上に，図のように中央ラインをひき，その両側100cmのところに２本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。

２ 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ，「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か ， ， または
踏むまでサイドステップし（ジャンプしてはいけな い ），次に中央ラインにもど
り，さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。

３ 記 録
（１）上記の運動を20秒間繰り返し，それぞれのラインを通過するごとに１点を与え
る（右，中央，左，中央で４点にな る 。）
（２）テストを２回実施してよい方の記録をとる。

もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のﾍﾟｰｼﾞを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領

補足2：【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法

速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。

文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。

■上位2.5％（平均回数　－　標準偏差　×　2）
■上位15％（平均回数　－　標準偏差）
■下位15％（平均回数　＋　標準偏差）
■下位2.5％（平均回数　＋　標準偏差　×　2）

として計算しました。

以上、【反復横跳び】中学3年生女子の平均回数でした。

では！