今回は【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数に関する記事です。陸上している子も陸上していない子も含めた『全員の平均タイム』です。
使わせて頂いたデータは文部科学省の『体力・運動能力調査』。計測・計算方法は記事の最後に書いています。
過去5年のデータ、速い・遅いの目安、女子との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、くわしく紹介していきますね。
目次
【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数 過去5年間
反復横跳び中学3年生男子、平均回数の表です。
5年間分を新しい順で表にしました。
平成27年度 | 56.01(点) |
26年度 | 56.09 |
25年度 | 55.64 |
24年度 | 55.19 |
23年度 | 55.65 |
反復横跳びの単位は『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。一般的には『回』で問題ないと思います。
ちょっとだけバラつきがありますが55~56(点)くらいが例年の平均回数だと思っていいんではないでしょうか。
【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数 速い・遅いの目安
次は反復横跳び中学3年生男子の平均回数、「速い・遅いの目安」を表です。文部科学省のデータから計算して表にしました。
平成27年度・1382人のデータです。平均回数は56.01(点)です。
めっちゃ速い(上位2.5%) | 69点以上 |
速い(上位15%) | 62点以上 |
ふつう(70%) | 61~51点 |
まあ遅い(下位15%) | 50点以下 |
遅い(下位2.5%) | 43点以下 |
計算で出した数字で実測値ではないです。参考にしてもらえればと思います。
まあ遅いの50(点)でも、同学年女子の平均回数よりは多いです。
【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数 女子との差
反復横跳び中学3年生男子の平均回数、女子との差の表にしました。平成27年度のデータです。
男子平均 | 56.01(点) |
女子平均 | 48.82 |
差 | 7.19 |
男子の方が7.19(点)多いです。
中学3年生になると男女の運動能力の差がはっきりと出ています。
同じスポーツを行う際は、考慮した方がいいかもしれません。
【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数 他学年との差
中学1年~3年生男子の反復横跳びの平均回数です。平成27年度のデータです。
中学1年生 | 49.80(点) |
2年生 | 53.28 |
3年生 | 56.01 |
他学年と3年生との差の表です。
1年生 | -6.21 |
2年生 | -2.73 |
学年が上がるとともに平均回数も伸びています。
1年生男子との差が6.21(点)、同学年女子との差が7.19(点)。同学年の男女差が大きいことがわかりますね。
【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数 運動部に入っているかどうか
中学3年生男子の反復横跳び平均タイムを、運動部(またはスポーツクラブ)に所属しているか比較します。平成27年度のデータです。
所属している | 56.51(点) |
所属していない | 51.48 |
差 | 5.03 |
運動部に入っている人の方の方が5.03(点)多いです。中1男子の時は3.88(点)差だったので、さらに差が大きくなっています。
所属しているかは「すべての運動部」です。「陸上部」に限定してはいないので気を付けてくださいね。
補足1:反復横跳びの計測方法
ここからは補足です。
文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。
1 準 備
床の上に,図のように中央ラインをひき,その両側100cmのところに2本の平行ラインをひく。
ストップウォッチ。2 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ,「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か , , または
踏むまでサイドステップし(ジャンプしてはいけな い ),次に中央ラインにもど
り,さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。3 記 録
(1)上記の運動を20秒間繰り返し,それぞれのラインを通過するごとに1点を与え
る(右,中央,左,中央で4点にな る 。)
(2)テストを2回実施してよい方の記録をとる。
もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のページを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領
補足2:【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法
速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均回数 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均回数 - 標準偏差)
■下位15%(平均回数 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均回数 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。
以上、【反復横跳び】中学3年生男子の平均回数でした。
では!