【反復横跳び】50代女性の平均回数

今回は【反復横跳び】50代女性の平均回数についてまとめました。【50代前半（50～54才）】と【50代後半（55－59才）】で分けています。運動している人もしていない人も含めた平均タイムです。

データは文部科学省の『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。計測・計算方法は記事の最後に。

早い・遅いの目安、過去5年のデータ、女性との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、細かく紹介していきます。

【反復横跳び】50代前半女性の平均回数　速い・遅いの目安

反復横跳び50代前半女性の平均回数、「速い・遅いの目安表」です。文部科学省データから計算して表にしました。

1297人のデータで、平均回数は39.65（点）です。

反復横跳びの単位は『回』ではなく『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。

同世代の50代前半男性の平均が45.28（点）で、速い（上位15％）と同じくらいの数字です。

【反復横跳び】50代前半女性の平均回数　過去5年間

反復横跳び50代前半女性の平均回数。5年間分を新しい順で並べました。

40（点）よりちょっと下くらいが例年の平均回数だと思います。

5年間では大きな変化は見られないです。

【反復横跳び】50代前半女性の平均回数　運動部に入っているかどうか

50代前半女性の反復横跳び平均タイムを、運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうかで見てみます。平成27年度のデータです。

運動部に入っている人の方が3.84（点）高いです。所属しているかは「すべての運動部」で、「陸上部」限定ではありません。

やっぱり運動習慣がある方が点数が高いですね。

ちなみにですが人数は【所属している：347人】【所属していない：911人】です。何らかのスポーツクラブに入っている人って結構いるんですね。

【反復横跳び】50代後半女性の平均回数　速い・遅いの目安

ここから50代後半の人のデータです。

まずは反復横跳び50代後半女性の平均回数、「速い・遅いの目安表」。

1306人のデータで、平均回数は38.32（点）です。

【反復横跳び】50代後半女性の平均回数　過去5年間

反復横跳び50代後半女性、平均回数。5年間分を新しい順で並べました。

5年分を見てみると例年の平均は38（点）くらいだと思っていいでしょう。

【反復横跳び】50代後半女性の平均回数　運動部に入っているかどうか

50代後半女性の反復横跳び平均タイムを、運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうかで見てみます。平成27年度のデータです。

運動部に入っている人の方が2.84（点）多いです。所属しているかは「すべての運動部」で、「陸上部」限定ではありません。

50代前半より少し差が小さくなっています。

【反復横跳び】50代女性の平均回数　女子・近い年齢との差

反復横跳びの平均回数、近い年齢の女性を比べます。

年齢を重ねるごとに、ゆるやかに平均回数が落ちています。

続いて同年代の平均回数、男女差です。

男性は女性よりも山なり大きいです。そのため年齢を重ねると、差も小さくなっています。

補足1：反復横跳びの計測方法

以下は補足になります。

文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。

１ 準 備
床の上に，図のように中央ラインをひき，その両側100cmのところに２本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。

２ 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ，「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か ， ， または
踏むまでサイドステップし（ジャンプしてはいけな い ），次に中央ラインにもど
り，さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。

３ 記 録
（１）上記の運動を20秒間繰り返し，それぞれのラインを通過するごとに１点を与え
る（右，中央，左，中央で４点にな る 。）
（２）テストを２回実施してよい方の記録をとる。

もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のﾍﾟｰｼﾞを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領

補足2：【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法

速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。

文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。

■上位2.5％（平均回数　－　標準偏差　×　2）
■上位15％（平均回数　－　標準偏差）
■下位15％（平均回数　＋　標準偏差）
■下位2.5％（平均回数　＋　標準偏差　×　2）

として計算しました。

以上、【反復横跳び】50代女性の平均回数でした。

では。