今回は【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均を紹介します。陸上している人も陸上していない人も合わせた、全員の平均です。データは文部科学省の平成28年度『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。
飛ぶ・飛ばない(飛距離)の目安、女性・他年代・過去データとの比較などくわしく見ていきます。
目次
【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均 飛ぶ・飛ばないの目安
ハンドボール投げ中学1年生男子の平均の飛ぶ・飛ばないの目安です。
1402人のデータで、平均は18.64(m)です。
とても飛ぶ(上位2.5%) | 28.5m以上 |
飛ぶ(上位15%) | 23.6m以上 |
ふつう(70%) | 23.5m~13.8m |
あまり飛ばない(下位15%) | 13.7m以下 |
飛ばない(下位2.5%) | 8.8m以下 |
あくまでデータ上の数字ですので、参考程度に見てもらえればと思います。くわしい算出方法はこの記事の最後に載せておくので、気になる方は見てみてくださいね。
ちなみに「小学生:ソフトボール投げ」「中学生以降:ハンドボール投げ」です。違う競技になります。中1男子より小6男子の平均の方が飛距離が長いので不思議に思うかもしれないですが、投げるボールが変わっています。
【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均 他学年男子との差
ハンドボール投げの平均、中学校の各学年男子の一覧です。
中1 男子 | 18.64(m) |
中2 | 21.55 |
中3 | 24.01 |
つづいて、中学1年生男子と他学年男子との差です。
中2との差 | -2.91(m) |
中3との差 | -5.37 |
おおよそですが、中学生男子は毎年2~3(m)ほど平均飛距離が伸びています。
【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均 同学年女子との差
ハンドボール投げ中学1年生男子の平均、同学年女子との差を見てみます。
中2 男子 | 18.64(m) |
中2 女子 | 12.17 |
差 | 6.47 |
男子の方が6.47(m)飛んでいます。
【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均 運動部に入っているかどうか
中学1年生男子のハンドボール投げ平均を「運動部(またはスポーツクラブ)に所属しているかどうか」で見ます。
所属している | 18.98(m) |
所属していない | 16.18 |
差 | 2.8 |
運動部に入っている子の方が2.8(m)飛んでいます。男女差よりは小さい数字ですね。すべての運動部ではなくて野球部など「肩を使う」部活で見てみると、また記録が変わってくるかもしれないです。
【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均 過去10年間
ハンドボール投げ中学1年生男子の平均を過去10年間分まとめた表です。
平成28年度(2016年度) | 18.64(m) |
平成27年度 | 18.49 |
平成26年度 | 18.68 |
平成25年度 | 18.82 |
平成24年度 | 18.55 |
平成23年度 | 19.39 |
平成22年度 | 18.89 |
平成21年度 | 18.92 |
平成20年度 | 19.21 |
平成19年度 | 19.04 |
はっきりとは言えませんが、少しずつ記録が悪くなっているように見えます。現時点(2018年9月)では2016年度のデータが最新です。2017や2018、2019と新しいデータが発表されれば随時この記事もアップデートしていきたいと思っています。
補足:【ハンドボール投げ】飛ぶ・飛ばないの目安の算出方法
補足ですので、気になる方だけ読んで下さい。飛ぶ・飛ばないの目安の算出方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均 - 標準偏差)
■下位15%(平均 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。あくまでデータ上の数値なので、参考程度に見てくださいね。
以上、【ハンドボール投げ】中学1年生男子の平均でした。
では。