今回は【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数の紹介です。陸上している子も陸上していない子も含めた『全員の平均タイム』です。
使わせて頂いたデータは文部科学省の『体力・運動能力調査』。計測・計算方法は記事の最後に書いています。
過去5年のデータ、女子との比較、運動部に入っているかで回数が変わるかなど、くわしく紹介していきますね。
目次
【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数 過去5年間
反復横跳び中学1年生男子、平均回数の表です。5年間分を新しい順で並べました。
平成27年度 | 49.80(点) |
26年度 | 49.47 |
25年度 | 49.58 |
24年度 | 49.38 |
23年度 | 49.71 |
反復横跳びの単位は『回』ではなく『点』です。1ライン飛ぶごとに1点です。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。一般的には『回』ですけどね。
見た感じは大きな変化はなく、50(点)を少し下回るくらいが平均回数だと思ってよさそうです。
【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数 速い・遅いの目安
反復横跳び中学1年生男子の平均回数、次は「速い・遅いの目安表」です。
めっちゃ速い(上位2.5%) | 62点以上 |
速い(上位15%) | 56点以上 |
ふつう(70%) | 55~45点 |
まあ遅い(下位15%) | 44点以下 |
遅い(下位2.5%) | 37点以下 |
文部科学省の『体力・運動能力調査』から計算して表にしました。
あくまで理論値です。参考程度にどうぞ。
上位15%の56点は中学3年生男子の平均回数とほぼ同じです。
【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数 女子との差
反復横跳び中学1年生男子の平均回数、女子との差の表です。平成27年度のデータです。
男子平均 | 49.80(点) |
女子平均 | 45.71 |
差 | 4.09 |
男子の方が4.09(点)多いです。
【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数 他学年との差
次は中学1年~3年生男子の反復横跳びの平均回数です。平成27年度のデータです。
中学1年生 男子 | 49.80(点) |
2年生 | 53.28 |
3年生 | 56.01 |
他学年と1年生との差の表です。
2年生との差 | 3.48(点) |
3年生との差 | 6.21 |
同学年の中学1年生女子との差が4.09(点)、2年生男子との差よりも大きい差です。
中学生になると男女の体力差がでてきます。同じチームでスポーツなどをする時は考慮した方がいいかもしれないですね。
【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数 運動部に入っているかどうか
最後に中学1年生男子の反復横跳び平均タイムを、運動部(またはスポーツクラブ)に所属しているかどうかで見てみます。
平成27年度のデータです。
所属している | 50.22(点) |
所属していない | 46.34 |
差 | 3.88 |
運動部に入っている子の方の方が3.88(点)多いです。やっぱり運動部に入っている人の方が平均値は高いです。
ちなみに所属しているかは「すべての運動部」です。「陸上部」ではないので気を付けてくださいね。
運動部に入っているかの差より、同学年の男女差の方が大きいです。
補足1:反復横跳びの計測方法
以下は補足になります。
文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。
1 準 備
床の上に,図のように中央ラインをひき,その両側100cmのところに2本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。2 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ,「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か , , または
踏むまでサイドステップし(ジャンプしてはいけな い ),次に中央ラインにもど
り,さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。3 記 録
(1)上記の運動を20秒間繰り返し,それぞれのラインを通過するごとに1点を与え
る(右,中央,左,中央で4点にな る 。)
(2)テストを2回実施してよい方の記録をとる。
もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のページを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領
補足2:【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法
速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均回数 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均回数 - 標準偏差)
■下位15%(平均回数 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均回数 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。
以上、【反復横跳び】中学1年生男子の平均回数でした。
では!