今回は【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均を紹介します。陸上している子も陸上していない子も合わせた、全員の平均です。データは文部科学省の平成28年度『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。
早い・遅いの目安、男子・他学年・過去データとの比較などくわしく紹介します。
目次
【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均 速い・遅いの目安
まずは20mシャトルラン中学2年生女子の平均の速い・遅いの目安です。
863人のデータで、平均は62.03(回)です。
とても速い(上位2.5%) | 104回以上 |
早い(上位15%) | 83回以上 |
ふつう(70%) | 82~42回 |
まあ遅い(下位15%) | 41回以下 |
遅い(下位2.5%) | 20回以下 |
あくまでデータ上の数字ですので、参考程度に見て下さい。くわしい算出方法はこの記事の最後に載せておくので、気になる方はどうぞ。
【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均 女子との差
次は20mシャトルラン中学生の男女差を見ていきます。
中1男女差 | 19.85(回) |
中2 | 28.82 |
中3 | 36.18 |
女子の方が28.82(回)少ないです。
中学2年生くらいになると、男女の体力差がはっきりと出てきます。
【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均 他学年との差
中学校の各学年女子、20mシャトルランの平均の表です。
中学1年生 女子 | 55.09(回) |
2年生 | 62.03 |
3年生 | 62.59 |
中学2年生女子と他学年女子の差の表です。
1年生との差 | 6.9(回) |
3年生との差 | -0.6 |
中2と中3はほとんど変化がありません。ちなみに女性のすべての年齢で見てトップは中3です。
【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均 運動部に入っているかどうか
中学2年生女子の20mシャトルラン平均を運動部またはスポーツクラブに所属しているかどうかで見てみます。
所属している | 68.75 |
所属していない | 47.87 |
差 | 20.88 |
運動部に入っている子の方が20.88(回)多いです。男女差には及びませんが、大きな数字です。運動習慣の有無はシャトルランの記録に関係があると言えるのではないでしょうか。
【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均 過去10年間
最後に20mシャトルラン中学2年生女子の平均を過去10年間分まとめた表です。新しい順に並べています。
平成28年度(2016年度) | 62.0(回) |
平成27年度 | 61.1 |
平成26年度 | 61.9 |
平成25年度 | 59.7 |
平成24年度 | 61.2 |
平成23年度 | 62.2 |
平成22年度 | 60.0 |
平成21年度 | 57.6 |
平成20年度 | 59.6 |
平成19年度 | 59.8 |
若干ではありますが、最近の方が記録が良いように見えます。いま現在(2018.8)では最新のデータが2016年度のものです。
補足:【20mシャトルラン】速い・遅いの目安の算出方法
ここは気になる方だけ読んで下さい。
速い・遅いの目安の算出方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均 - 標準偏差)
■下位15%(平均 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。あくまでデータ上の数値なので、参考程度に見てくださいね。
以上、【20mシャトルラン】中学2年生女子の平均でした。
では。