今回は【反復横跳び】60代男性の平均回数についてまとめました。60代といっても【60代前半(60~64才)】のデータです。60代後半のデータは無かったのでご了承ください。
データは文部科学省の『体力・運動能力調査』からです。計測・計算方法は最後の方にのせてます。
早い・遅いの目安、過去5年のデータ、女性との比較など、くわしく見ていきます。
目次
【反復横跳び】60代前半男性の平均回数 速い・遅いの目安
反復横跳び60代前半男性の平均回数、「速い・遅いの目安表」です。文部科学省データから計算して表にしました。
1282人のデータで、平均回数は40.67(点)です。
めっちゃ速い(上位2.5%) | 55点以上 |
速い(上位15%) | 48点以上 |
ふつう(70%) | 47~35点 |
まあ遅い(下位15%) | 34点以下 |
遅い(下位2.5%) | 27点以下 |
反復横跳びの単位は『回』ではなく『点』です。1ライン飛ぶごとに1点。公式のデータで単位が「点」なので、このサイトもそれに合わせました。
【反復横跳び】60代前半男性の平均回数 過去5年間
反復横跳び60代前半男性の平均回数。5年間分を新しい順で並べました。
平成27年度 | 40.67(点) |
26年度 | 41.14 |
25年度 | 40.01 |
24年度 | 39.36 |
23年度 | 39.10 |
ちょっとバラつきがありますが、40(点)くらいが例年の平均回数だと思っていいでしょう。
【反復横跳び】60代前半男性の平均回数 女子・近い年齢との差
反復横跳びの平均回数、近い年齢の男性と比べます。
50代前半 男性 | 45.28(点) |
50代後半 | 43.78 |
60代前半 | 40.67 |
当たり前ですが、年齢を重ねると平均回数も落ちています。
続いて同年代女性との平均回数の差の表です。
50代前半 男女差 | 5.63(点) |
50代後半 | 5.46 |
60代前半 | 4.88 |
男女差はピークの年齢で10(点)以上あります。60代では半分以下ですね。
補足1:反復横跳びの計測方法
以下は補足になります。
文部科学省が実施している「反復横跳びの計測方法」を抜粋します。
1 準 備
床の上に,図のように中央ラインをひき,その両側100cmのところに2本の平
行ラインをひく。
ストップウォッチ。2 方 法
中央ラインをまたいで立 ち ,「 始 め 」の合図で右側のラインを越す か , , または
踏むまでサイドステップし(ジャンプしてはいけな い ),次に中央ラインにもど
り,さらに左側のラインを越すかまたは触れるまでサイドステップする。3 記 録
(1)上記の運動を20秒間繰り返し,それぞれのラインを通過するごとに1点を与え
る(右,中央,左,中央で4点にな る 。)
(2)テストを2回実施してよい方の記録をとる。
もっとくわしくルールを確認したい人のために文部科学省のページを貼っておきますね。
新体力テスト実施要領
補足2:【反復横跳び】速い・遅いの目安の算出方法
速い・遅いの目安の計算方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5%(平均回数 - 標準偏差 × 2)
■上位15%(平均回数 - 標準偏差)
■下位15%(平均回数 + 標準偏差)
■下位2.5%(平均回数 + 標準偏差 × 2)
として計算しました。
以上、【反復横跳び】60代男性の平均回数でした。