今回は【長座体前屈】40代男性の平均を紹介します。データは文部科学省の2017年度（平成29年）『体力・運動能力調査』を使わせていただきました。
40代前半（40、41、42、43、44歳）と40代後半（35、36、37、38、39歳）に分けました。固い・柔らかいの目安、他年代・女子・過去データとの比較などくわしく見ていきます。
目次
【長座体前屈】40代前半男性の平均 固い・柔らかいの目安
40代前半男性の長座体前屈平均の固い・柔らかいの目安です。
1685人のデータで、平均は40.18（cm）です。
| とても柔らかい（上位2.5％） | 60.3cm以上 |
| 柔らかい（上位15％） | 50.2cm以上 |
| ふつう（70％） | 50.1cm～30.2cm |
| まあ固い（下位15％） | 30.1cm以下 |
| 固い（下位2.5％） | 20.1cm以下 |
あくまでデータ上の数字ですので、参考程度に見てもらえればと思います。くわしい算出方法はこの記事の最後に載せておきます。
【長座体前屈】40代後半男性の平均 固い・柔らかいの目安
40代後半男性の長座体前屈平均の固い・柔らかいの目安です。
1488人のデータで、平均は39.79（cm）です。
| とても柔らかい（上位2.5％） | 59.5cm以上 |
| 柔らかい（上位15％） | 49.6cm以上 |
| ふつう（70％） | 49.5cm～30.0cm |
| まあ固い（下位15％） | 29.9cm以下 |
| 固い（下位2.5％） | 20.1cm以下 |
【長座体前屈】男性の平均 各年代の平均
長座体前屈の男性の平均、各年代の平均です。
| 大学生（18歳） | 49.00（cm） |
| 20代前半 | 45.52 |
| 20代後半 | 44.90 |
| 30代前半 | 43.48 |
| 30代後半 | 41.58 |
| 40代前半 | 40.18 |
| 40代後半 | 39.79 |
| 50代前半 | 38.84 |
| 50代後半 | 38.28 |
| 60代前半 | 37.78 |
| 60代後半 | 35.87 |
| 70代前半 | 36.19 |
| 70代後半 | 35.58 |
【長座体前屈】40代の平均 同年代女性との差
長座体前屈の40代の平均、同年代女性との差です。
| 40代前半 男性 | 40.18（cm） |
| 40代前半 女性 | 42.34 |
| 差 | 2.16 |
| 40代後半 男性 | 39.79（cm） |
| 40代後半 女性 | 41.89 |
| 差 | 2.10 |
どちらも女性の方が良い記録が出ています。身長差も考えると、40代は女性の方が柔軟性が高いと考えて良いでしょう。
【長座体前屈】40代前半男性の平均 運動部に入っているかどうか
40代前半男性の長座体前屈平均を「運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうか」で見ます。
| 所属している | 42.78（cm） |
| 所属していない | 39.62 |
| 差 | 3.16 |
運動部に入っている人の方が3.16（cm）長い記録が出ています。
【長座体前屈】40代後半男性の平均 運動部に入っているかどうか
40代後半男性の長座体前屈平均を「運動部（またはスポーツクラブ）に所属しているかどうか」で見ます。
| 所属している | 41.50（cm） |
| 所属していない | 39.44 |
| 差 | 2.06 |
運動部に入っている人の方が2.06（cm）長い記録が出ています。
【長座体前屈】40代前半男性の平均 過去10年間
40代前半男性の長座体前屈平均を過去10年間分まとめた表です。
| 2017年度（平成29年度） | 40.18（cm） |
| 2016年度 | 40.48 |
| 2015年度 | 40.73 |
| 2014年度 | 41.02 |
| 2013年度 | 40.63 |
| 2012年度 | 40.39 |
| 2011年度 | 41.18 |
| 2010年度 | 41.27 |
| 2009年度 | 40.90 |
| 2008年度 | 41.20 |
【長座体前屈】40代後半男性の平均 過去10年間
40代後半男性の長座体前屈平均を過去10年間分まとめた表です。
| 2017年度（平成29年度） | 39.79（cm） |
| 2016年度 | 39.58 |
| 2015年度 | 40.19 |
| 2014年度 | 40.02 |
| 2013年度 | 40.45 |
| 2012年度 | 40.57 |
| 2011年度 | 40.29 |
| 2010年度 | 40.62 |
| 2009年度 | 40.64 |
| 2008年度 | 40.57 |
10年分を見てみると、近年の方が悪い記録が多い印象を受けます。もしかしたら柔軟性が低くなっているのかもしれないですね。
補足：【長座体前屈】固い・柔らかいの目安の算出方法
最後に補足です。
固い・柔らかいの目安の算出方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『体力・運動能力調査』に標準偏差も発表されています。
■上位2.5％（平均 + 標準偏差 × 2）
■上位15％（平均 + 標準偏差）
■下位15％（平均 － 標準偏差）
■下位2.5％（平均 － 標準偏差 × 2）
として計算しました。あくまでデータ上の数値なので、参考程度に見てくださいね。
以上、【長座体前屈】40代男性の平均でした。
では。